胡蝶蘭を玄関に置くと環境によって「良い影響」があることと「注意点」があることの両方があります。
胡蝶蘭を玄関に置いて良いこと
・風水的に縁起が良い
胡蝶蘭は「幸福が飛んでくる」という花言葉を持ち、玄関に置くことで来客への印象も良くなります。
・香りが少なく来客の邪魔にならない
胡蝶蘭は無香に近いため、高級料亭など料理の匂いに敏感になる場所でも好まれる植物です。

胡蝶蘭を玄関に置く上での注意点
玄関は植物にとって環境が厳しいことが多いです。
1. 光量不足になりやすい
玄関は日光が入りにくく、胡蝶蘭は暗すぎる環境に弱いです。葉が柔らかくなり、花持ちが悪くなる原因になります。
2. 温度が安定しない
玄関は外気が入り込みやすく、冬は寒すぎ・夏は暑すぎになりやすい場所です。とくに胡蝶蘭は15℃以下が続くと弱り枯れる可能性が高まります。
3. 風通しや湿度が不安定
玄関は湿気が溜まりやすい家や、逆に乾燥する家もあります。根腐れや水切れにより枯れてしまうこともあるため注意が必要です。
できれば 日中は別の明るい部屋に移動しましょう。直接日光不要だが、明るい場所(レース越し程度) が理想的で冬は15℃以下にならない場所へ置き場所を変えましょう。週1回程度で葉の状態をチェックし、水やりは控えめで、根が乾いてからあげていくように心掛けましょう。胡蝶蘭は、玄関でも育てられますが、光と温度に弱いので「飾る期間を短めにする」「日中は別の部屋で管理する」を意識して管理すると長持ちします。

家で飾るとしたら、どこに置くのがベストでしょうか?
胡蝶蘭をご自宅で長く美しく楽しむなら、3つの条件を満たす場所がベストになります。
◎ベストな置き場所
・明るい室内(レース越しの日光)
・直射日光なし
・15〜25℃の安定した部屋
つまり、リビングの窓際(カーテン越し) が最も理想的となります。
◎理想の置き場所ランキング
1位:リビングの明るい窓際(レースカーテン越し)
・胡蝶蘭が最も好む「やわらかい光」が確保できる
・人のいる場所で温度が安定
・冬は暖かく、夏は涼しい(最も長く元気を保てる場所)
2位:ダイニングの明るい一角
・食卓やカウンターなど
・光が入る場所で温度も安定
・観賞性が高い
3位:寝室の窓際(直射日光が入らない場合)
・静かで落ち着いた空間
・エアコンの風が当たらない配置なら良い(温度が安定していればOK)
◎逆に避けるべき場所
・玄関(光不足・温度不安定)
・トイレ(湿度のムラが大きい)
・直射日光が当たる窓辺(葉焼け)
・エアコンの風が直接当たる場所(乾燥して花が傷む)
最も良いのは「リビングのレース越しの自然光が入る場所」です。光・温度・湿度が安定し、胡蝶蘭が最も長持ちします。

まとめ
胡蝶蘭を玄関に置くことには、良い面もあります。まず、玄関は人の目に触れやすく「歓迎」「幸福を呼ぶ花」とされる胡蝶蘭を飾ることで、華やかで上品な印象を与えられます。また、直射日光が入りにくい玄関であれば、葉焼けの心配が少ない点もメリットです。ただし、玄関が暗すぎたり寒暖差が大きい場合は弱りやすいため注意が必要です。
家で飾るベストな場所は、レース越しの柔らかい光が入る明るいリビングや窓際です。風通しがよく、エアコンの風が直接当たらない環境が最適。温度は15〜25℃程度が理想で、一定の環境を保てる場所が健康的に育てるポイントです。
胡蝶蘭専門店らんや-黒臼洋蘭園-より
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