胡蝶蘭の植え込み材は「水苔」と「バークチップ」のどちらも使われますが、育てる環境や管理のしやすさによって向き不向きが異なります。「水苔」の特徴と「バークチップ」の特徴、それぞれのメリット、デメリットについてお伝えします。
水苔の特徴(メリット・デメリット)
〇メリット
・保水性が高く、水やりの頻度が少なくて済む
・鉢を倒してしまってもこぼれづらい
・根が水苔に密着するため活着しやすい
×デメリット
・水を含みすぎると根腐れのリスク
・劣化が早く2~3年ごとに植え替えが必要
・管理環境によっては蒸れやすい
⇒乾燥しやすい家、根が少なく弱っている株向け

バークチップの特徴(メリット・デメリット)
〇メリット
・通気性が高く根が呼吸しやすい
・根腐れしにくい
・湿度の調整がしやすい
・長期的に管理しやすい(劣化がゆっくり)
×デメリット
・水持ちが弱いため、水やりの頻度がやや多い
・乾きやすい室内では乾燥しすぎる場合がある
・鉢を倒すとこぼれてしまう
⇒水やりの好きな方、風通しの良い室内向け

結論:「水苔」と「バークチップ」どちらが良い?
弱っている株・乾燥しがちな室内の場合:水苔が扱いやすい
水やりが好き・根腐れを避けたい:バークチップが理想的
とくに家庭で胡蝶蘭を育てたい初心者の方は、うっかり水を与えすぎてもダメージが出にくい点を考えても、水管理の不安を軽減してくれるバークチップをオススメします。

胡蝶蘭を家で育てるのに「水苔」と「バークチップ」どちらがオススメ?
家で育てる場合にどちらが良いかは、ご家庭の環境(乾燥具合・風通し・温度など)によって変わります。環境に合ったもので胡蝶蘭を育てていくと良いかと思います。
〇乾燥しやすい室内で水やり頻度を減らしたい方
水苔がオススメ
・室内はエアコン使用で乾燥しやすい → 水苔の保水力がちょうど良い
・水やり頻度を減らせる(1〜2週間に1度でOK)
・根が柔らかい環境でフィットしやすい
〇湿度が高い室内で根腐れのリスクを避けたい方
バークチップがオススメ
・日中の湿度が高く、乾燥が少ない地域(例:梅雨時・海沿い)
・家の風通しが良い(窓開けが多い、観葉植物が元気)
・根腐れリスクを強く避けたい人
・胡蝶蘭を長期育成したい上級者

水苔が向く条件
・乾燥している(エアコンをよく使う)
・水やり回数を減らしたい
・冬に室内が10℃を下回りがち
2つ以上当てはまれば水苔がおすすめ!

バークチップが向く条件
・風通しが良い
・湿気がこもる部屋が多い
・水やりをこまめにできる
・根腐れを避けたい
2つ以上でバークチップでもOK!

まとめ
家庭で胡蝶蘭を育てる場合、バークチップは初心者に特におすすめの植え込み材です。その理由は管理のしやすさにあります。バークチップは粒の間にしっかり空気が通るため、根が呼吸しやすく、根腐れを起こしにくいのが特長です。水はけが良く、うっかり水を与えすぎてもダメージが出にくいため、失敗しがちな水管理の不安を軽減してくれます。また、乾き具合が目で見て分かりやすく、「表面が乾いたら水やり」という判断がしやすい点も初心者向きです。室内でも清潔に使え、カビや臭いが出にくいのもメリット。安定して胡蝶蘭を育てたい方には、バークチップは心強い選択肢と言えるでしょう。
胡蝶蘭専門店らんや-黒臼洋蘭園-より
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