開店祝いや就任祝いなどのお祝いのシーンやお悔やみ・お供えに贈る供花(きょうか・くげ)としてだけでなく、誕生日のプレゼントとしても人気の胡蝶蘭。
家族や友人、恋人、お世話になった方などの誕生日に贈れば喜ばれること間違いなしです。
そこで今回は、全国トップクラスの胡蝶蘭の生産量を誇る黒臼洋蘭園が、誕生日のギフトに胡蝶蘭がピッタリな理由をお伝えしていきます。
また胡蝶蘭の相場、贈るタイミングやメッセージカード・立札の書き方などについてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
お祝いやお悔やみのシーンで見ることの多い胡蝶蘭。
豪華で美しい姿をしている胡蝶蘭を誕生日のフラワーギフトとして贈りたいと思う方も多いのではないでしょうか。
ここでは最初に、誕生日プレゼントとして胡蝶蘭がピッタリな理由についてご紹介いたします。
花粉がほとんど飛ばずお手入れが簡単
胡蝶蘭の花の形は、蝶が舞っているように華やかで優雅なたたずまいをしています。美しい曲線で長く垂れた茎に花を並んで付けた姿は、とてもしなやかで高級感がありますよね。
そんな胡蝶蘭は茎の本数が増えるほど、ボリューム感や花の数も増え豪華な印象になります。
豪華になればなるほど花粉や匂いがきつくなりそうですが、胡蝶蘭は花粉がほとんど飛ばず、匂いもあまりしない花です。そのため病院や飲食店など、花粉や匂いがあると心配な場所でも贈りやすいですよ。香りの好みを問わず贈れるため、香りの少ない胡蝶蘭は個人へのプレゼントとしてもおすすめです。
また胡蝶蘭はその美しい姿から「お手入れが大変そう…」と思われるかもしれません。
しかし、胡蝶蘭のお世話は週に1回程度の水やりだけでOK。
直射日光を避け、18~25℃の温度を保てば、1ヵ月~3ヵ月程度きれいな花を楽しむことができますよ。
色ごとに花言葉がある
胡蝶蘭の花言葉は「幸せが飛んでくる」や「純粋な愛」です。
縁起の良い花言葉なので、胡蝶蘭は誕生日やお祝いのシーンに好んで贈られています。
また、花の色ごとに異なる花言葉が付けられているので、贈り先様へのメッセージを込めて色を選ぶと良いでしょう。
- 白色の胡蝶蘭
白色の胡蝶蘭には「清純」「純潔」という花言葉が付けられています。花の容姿や色、イメージとピッタリな言葉ですね。 お祝いだけでなくお悔やみ・お供えなどで幅広く利用されており、他の色に比べて多様なシーンで贈りやすいのが特徴です。
- ピンク色の胡蝶蘭
ピンク色の胡蝶蘭の花言葉は、「あなたを愛します」。ピンク色は優しくかわいらしいイメージがあり、また愛や幸せの象徴色と言われています。 プロポーズや母の日など、女性への贈りものとしても人気がありますよ。
- 紅白色の胡蝶蘭
白い花びらと赤いリップが特徴的な紅白色の胡蝶蘭には、まだ花言葉がありません。 特定の花言葉がないので、人を選ばず贈りやすい胡蝶蘭と言えるでしょう。また紅白は縁起の良い色なので、大切なお祝いのフラワーギフトとして最適です。
- 青色の胡蝶蘭
青色の胡蝶蘭には、「誠実」や「尊敬」という花言葉が付けられています。青色は青い鳥のイメージもあるように、幸せを呼ぶ象徴として用いられます。 花言葉が「尊敬」という言葉であることから、お世話になった方へお礼の気持ちも込めてお祝いなどで贈りたい色ですね。
- 黄色の胡蝶蘭
黄色の胡蝶蘭には、まだ花言葉が付けられていません。黄色は光や太陽のイメージがあり、有彩色のなかでも1番明るい色。黄色が好きな方、明るくポジティブな方にピッタリでしょう。 また黄色の胡蝶蘭はさまざまなお祝いのシーンにおすすめで、贈られる場所を明るく彩ることができます。
- 紫色の胡蝶蘭
紫色の胡蝶蘭にも花言葉はありませんが、紫色は高貴や優雅、神秘的な意味を持たせます。また、古くから紫色は希少な色だったことから、高貴な位の高い人が身にまとう色でした。そのことからも、大切な方や長寿のお祝いの品として贈るのがおすすめです。
胡蝶蘭がおすすめな理由
就任や栄転祝いなどに贈るフラワーギフトにはたくさんの種類があります。その中でも、胡蝶蘭がおすすめな理由をご紹介いたします。
胡蝶蘭の相場
誕生日のお祝いとして贈られる胡蝶蘭の相場は、贈り先様の年齢や関係性によって選ぶと良いでしょう。一般的な胡蝶蘭の相場は次の通りです。
友人や知人 | 5千円~1万円 |
家族や親戚 | 5千円~2万円 |
恋人 | 1万円~3万円 |
会社の同僚や後輩 | 5千円~2万円 |
会社の上司や先輩 | 1万円~3万円 |
ビジネス | 1万円~5万円 |
長寿の祝い | 2万円~3万円 |
5千円~1万円程度の胡蝶蘭
黒臼洋蘭園では、「大輪の1本立ち」や「2本立てのミディ胡蝶蘭」などを1万円以下で販売しております。
コンパクトなサイズの商品が多いので、スペースの少ない場所や気軽なギフトとしておすすめです。
1万円台の胡蝶蘭は、「大輪の2本立ち」「中輪の3本立ち」「ミディ胡蝶蘭の3本立ち」や「花束」などをご用意しております。
家族や友人、恋人など親しい人への贈りものとしてピッタリな胡蝶蘭です。
2万円~5万円程度の胡蝶蘭
2万円~3万円台の胡蝶蘭は、「大輪の3本立ち」や「胡蝶蘭のアレンジメント」など、見た目も豪華な商品が多いです。
大切な方やビジネスシーンでの贈りものとして贈られることの多いサイズや値段となっております。
5万円以内の胡蝶蘭は、「大輪の5本立ち」などボリューム感や高級感もある大きめのサイズの商品です。
特別な贈りものとして、また重要なビジネスシーンでの贈りものとして利用されます。
5万円以上の胡蝶蘭
5万円以上になると、1鉢につき75輪の花をつけた「厳選胡蝶蘭」や「大輪の7本立ち」以上の特注の商品になります。
7本立ち以上の胡蝶蘭は、圧倒的な存在感で特別なお祝いの演出に最適です。
相当な大きさになるので、贈る際には贈る先のスペースを確認しておくのがおすすめです。
贈るタイミングとメッセージカード・立札の書き方
ここでは、胡蝶蘭を贈るタイミングとメッセージカードや立札の書き方についてご紹介いたします。
贈るタイミング
誕生日に胡蝶蘭を贈るタイミングは、誕生日の当日または1週間前後に直接お渡しするのが理想的です。
しかし、住んでいるところが遠かったり、お仕事の都合でタイミングが合わなかったりする場合もあるでしょう。
そのような場合は、当日または贈り先様のご都合が悪ければ当日以外の日に配達してもらうのが良いでしょう。
誕生日の前に贈ると縁起が悪いと言われることもありますが、現代ではあまり気にせず当日、もしくは誕生日前後にお祝いすることが多いですよ。
メッセージカード・立札の書き方
メッセージカードは立札と違い、自由なスタイルでお祝いのメッセージを贈ることができます。
しかし、相手に不快感を抱かせる表現や否定的な内容は、お祝いにはふさわしくないので注意しましょう。
親しい間柄の方へメッセージカードを添える場合は、堅苦しい表現ではなく、少々くだけた表現でも大丈夫です。
手紙を書く時のように気持ちのこもったメッセージを添えます。
ビジネスのシーンで添えるメッセージカードの場合は、失礼のないように敬語・丁寧語で文章を書き、「宛名・差出人名」を記載しましょう。
立札を添える場合は、胡蝶蘭の送り手が誰なのかはっきりと分かるように「お祝いの文言・贈り主名」を記載します。
誕生日の文言は、「祝誕生日」「お誕生日おめでとう」などが良いでしょう。
まとめ
胡蝶蘭は、お祝いやお悔やみのシーンだけではなく、誕生日プレゼントとしてもおすすめな花であることがお分かりいただけたでしょうか。
黒臼洋蘭園では、ひとつひとつ長い年月をかけて丁寧に育てた胡蝶蘭を豊富なバリエーションでご用意しております。
メッセージカードや立札(木札・紙札)もお付けいたしますので、お気軽にお問い合わせください。