お祝いの席ではよく選ばれるお花として知られる胡蝶蘭。
お祝い事の場面で見かけることはあっても、実はあまり胡蝶蘭のことを知らない方は多いのではないでしょうか。今回は贈答用として選ばれ、喜ばれる胡蝶蘭の魅力を解説します。
花持ちがよく長く楽しめる
胡蝶蘭の寿命はとても長いのをご存知ですか?花の寿命は環境さえよければ、3ヵ月近く咲いたままの状態を楽しめます。
また株自体も寿命が非常に長く、病気や根腐れなどを起こさなけれれば、50年以上も生きるとも言われています。株が元気であれば、花が落ちても毎年咲いてくれる楽しみが続きます。
花持ちの良さ、株の寿命の長さは胡蝶蘭の魅力です。
花粉が落ちないので、お掃除いらず
胡蝶蘭の花粉は落ちることはほとんどありません。また、花びらの奥にあり、外からは見えない構造になっています。
お祝いの場や開店祝いで、「花粉が落ちて掃除が大変」「お客様が花粉を気にする」など手間や心配のないお花です。
贈られる側も安心して飾ることのできますね。
香りがなく、好みを選ばない
胡蝶蘭には、香りがほとんどありません。お花の香りは、好みが分かれるためお花を贈る際は気をつけたいところです。
また、開店祝いや開院祝いでは香りは気をつける必要があります。特に飲食店の開店祝いは香りがお料理の邪魔になってしまう場合も想定できます。
その点、胡蝶蘭はその場の邪魔をすることなく、華やかに空間を飾ってくれます。
お祝いにぴったりな花言葉
胡蝶蘭の花言葉は「幸福が飛んでくる」「純粋な愛」です。
花の色によっても変わってきますが、どれも開店や開業祝い、就任祝いなどの贈答花として縁起の良い意味の花言葉を持ちます。
「幸福が飛んでくる」は花の形から、ひらひらと舞う蝶をイメージし胡蝶蘭と名付けられましたとされています。
まとめ
いかがだったでしょうか?胡蝶蘭は、その華やかで存在感のある美しさだけでなく、花粉や香りの心配がなく手間を取らせません。また花言葉もとても前向きで縁起の良い言葉がついているため、贈る側も贈られる側も笑顔になるお祝いのお花ではないでしょうか。