胡蝶蘭は大変縁起の良い贈り物とされ、誕生日や結婚・出産、長寿のお祝いなど様々な用途で贈られるお花です。また、香りがしないことや花粉が落ちないことから扱いやすいお花として重宝されています。
今回は個人の用途として選べれる理由、贈る際の注意点をご紹介します。
お誕生日お祝いのための胡蝶蘭
家族や友人、上司や取引先でお世話になっている方の誕生日は、品があるお花「胡蝶蘭」のプレゼントがおすすめです。
胡蝶蘭というと法人のお祝いのイメージが強いかもしれませんが、実は個人の方もプライベートのお祝いとして贈られる方が多いんです。
当店では、少し立派に大きめを贈られる方や小さなミディ胡蝶蘭を贈られる方など用途に応じたサイズをお選びいただけます。
胡蝶蘭の花言葉には「幸福が飛んでくる」や、「純粋な愛」などがあります。感謝の気持ちや、良い一年をという願いを込めて贈るプレゼントとして大変喜ばれるお花です。
お誕生日にはお花と共にメッセージカードを添えることがおすすめです。
当店の商品はすべて可愛いラッピングまたはリボンとメッセージカードが付けられますので、そのままプレゼントとしてお渡し頂けます。
結婚・出産祝いのための胡蝶蘭
結婚・出産などライフイベントのお祝いとしても適しています。また古代ギリシャ時代では、「子孫繁栄」の象徴として縁起の良い花とも言われています。
結婚祝いで胡蝶蘭を贈る場合は、新郎新婦さんの好みや雰囲気に合わせた色をチョイスするのもおすすめです。
出産祝いを贈るのは、一般的に生後7日後から生後1ヶ月が良いとされています。お七夜やお宮参りを目安にするのがおすすめです。
出産したらすぐにでも出産祝いを渡したいと考える方が多いかもしれませんが、出産祝いは退院後にお贈りしましょう。病院に出産祝いを贈るのは、荷物も増えてしまうため控えた方が良いでしょう。
長寿祝いのための胡蝶蘭
年齢の節目節目に、長生きをお祝いし更なる健康を願う長寿のお祝い。胡蝶蘭は、香りがほとんどないため贈られた相手を選ばず、水やりもあまり必要ないので手間がかかりません。
また、花持ちが良いことも長寿のお祝いに選ばれる理由の一つです。胡蝶蘭は1~3ヶ月、環境によってはそれ以上の長い期間花を咲かせて楽しませてくれます。さらに、花が散っても株自体は枯れることがなく、50年以上もの寿命があるとされています。
もっと元気に長生きしてほしいという気持ちを込めた贈り物に、胡蝶蘭はぴったりではないでしょうか。
主な長寿
長寿 | 年齢 |
還暦(かんれき) | 60歳のお祝い |
古希(こき) | 70歳のお祝い |
喜寿(きじゅ) | 77歳のお祝い |
傘寿(さんじゅ) | 80歳のお祝い |
米寿(べいじゅ) | 88歳のお祝い |
卒寿(そつじゅ) | 90歳のお祝い |
白寿(はくじゅ) | 99歳のお祝い |
還暦
「60年で十干十二支が一巡してもとの暦に還(かえ)る」ことから、60歳の誕生日を「暦が一巡するまで長生きした」ということで「還暦」として祝うようになりました。
古希
中国・唐の詩人である杜甫の詩の一節「人生七十古来稀なり」に由来しています。この詩には前文があり「酒債は尋常行く処に有り」という前文があります。「酒代のつけは私が行くいたるところにあるが、70年生きる人は古くから稀である」という意味。つまり、いまのうちにたくさん飲んで楽しんでおこうという歌です。
喜寿
77歳の喜寿の起源は室町時代とも言わており、日本発祥のお祝いです。喜の草書を楷書にして、字を分解すると77と読めることが由来。
傘寿
傘寿祝いとは、数え年で80歳を迎えた方の長寿をお祝いする習慣で、「八十寿」(やそじゅ)とも呼ばれます。漢数字で「八十」と縦書きすると、「傘」の略字である「仐」に似て見えるのが由来です。
米寿
起源は室町時代とも言われており、日本発祥のお祝いです。米の字を分解すると漢字で八十八となるのが由来です。
卒寿
卒寿の漢字の「卒」の略字は「卆」となり、「九十」に分解できることが由来です。
白寿
「100ー1=99」(百ひく一は九十九)ですので「百」という漢字から「一」を取ると「白」になるのが由来です。