胡蝶蘭のお花をもらったけど、思いのほかすぐに枯れてしまう。しおれて困っている。などお悩みはありませんか?高級花ですから長持ちさせたいですよね。今回は胡蝶蘭が枯れてしまう原因と長く楽しむための対処法についてご紹介します。
胡蝶蘭の花が枯れる/しおれる原因
胡蝶蘭の花が枯れる/しおれてしまう場合の対処法を原因別に解説します。
届いてすぐに花が枯れてしまった場合
お祝いで頂いた後や購入後、自宅やスペースに移動してすぐに胡蝶蘭の花がしおれる場合があります。そういったケースでは、届くまでの温度・湿度環境や水やりの頻度が適当でなかった可能性があります。
しおれてしまった花は花茎を切りましょう。手元に届て間もなく切ってしまうのは悲しいですが、花茎を剪定すると、切り詰めた茎から新たに花茎が伸びて2番花を咲かせます。比較的簡単に蕾をつけますので、しおれたからと諦めずに、2番花に挑戦してみるのも良いでしょう。
根元に近い花からしおれる場合
胡蝶蘭の花が1ヵ月以上咲いたのち、根元に近い花からしおれているという場合は、開花期間が終了したことを示しています。管理ができていなかった訳ではなく、咲き終わったお花になります。
根元からお花がしおれる場合、上手に管理ができている証拠です。根元に近い部分のお花がしおれ始めたら、しおれた花のみ摘んで、花茎を切ってしまうのがおすすめです。お花が全部しおれるまでにはたくさんのエネルギーを使います。その花を維持する栄養分を株の生育に回すことが出来るので、翌年も開花を楽しみたいのであれば、早い段階で花茎を切って翌年の準備をしましょう。もったいないと思われるかもしれませんが、切った花茎は切り花として楽しめます。
胡蝶蘭の花が1ヵ月以上咲いたのち、根元に近い花からしおれているという場合は、開花期間が終了したことを示しています。管理ができていなかった訳ではなく、咲き終わったお花になります。
根元からお花がしおれる場合、上手に管理ができている証拠です。根元に近い部分のお花がしおれ始めたら、しおれた花のみ摘んで、花茎を切ってしまうのがおすすめです。お花が全部しおれるまでにはたくさんのエネルギーを使います。その花を維持する栄養分を株の生育に回すことが出来るので、翌年も開花を楽しみたいのであれば、早い段階で花茎を切って翌年の準備をしましょう。もったいないと思われるかもしれませんが、切った花茎は切り花として楽しめます。
不規則にしおれる場合
不規則にしおれてしまう場合は、置いている環境を変えてあげましょう。しおれたお花は摘んで、咲いているお花を美しく維持するように対処しましょう。
見直すポイントは3つです。
温度:18℃〜25℃に整えてあげましょう。
10度以下、35度以上の環境に置くと、途端に生命活動の維持が難しくなります。特に冬の夜間は温度が下がりすぎてしまうので注意が必要です。
湿度:40%以上が理想です。
冷暖房をかけていると部屋が乾燥して、湿度が下がり、花がしおれる要因になります。加湿器を設置して湿度をある程度整えてあげましょう。
水やり:水やりは表面が乾いたら。冬場は1ヶ月以上水を与えなくてもOK!
胡蝶蘭はあまり水を好みません。水をあげすぎると根腐れの原因になります。根が弱ると株全体も弱り元気な花や葉は育ちません。水苔が湿っているようであれば、水を与える必要はありません。水やりの頻度には十分注意をしましょう。
胡蝶蘭の葉が枯れる/しおれる原因
つい花ばかりに気を使ってしまいますが、胡蝶蘭の健康状態を見るのに葉のチェックも欠かせません。
注意①:肥料を与えすぎ
葉が枯れてしまう要因の1つは肥料の与えすぎです。胡蝶蘭は花が終わった夏頃に肥料を与えるだけ十分です。それ以外の季節は不要です。夏場以外に置き肥、液肥をしている場合は胡蝶蘭の根にダメージを与えてしまい、葉がしおれる要因になります。
注意②:お花同様「温度・湿度・水」
お花がしおれるのと同様に、葉も温度・湿度・水やりの環境が適切でないと枯れてしまいます。しおれてしまった葉は摘みつつ、胡蝶蘭の好む環境にしてあげましょう。
元気に長持ちさせるための管理方法
胡蝶蘭は、インドネシアやフィリピンなどの熱帯地方が原産地です。樹の幹などに着生して生育しています。そのため、胡蝶蘭の好む温度は18度〜25度で、湿度は40%程度が適切です。直射日光の当たらない、風通しの良い場所が胡蝶蘭にとって最適な環境になります。日本で長く胡蝶蘭を楽しみ、育てるためには原産地の環境に近づけてあげる必要があります。