他のお花よりも長持ちする胡蝶蘭ですが、花が落ちてしまった後の胡蝶蘭の育て方を知っていますか?きちんと管理をすれば、胡蝶蘭の花は翌年以降も長く楽しむことができます。
花が落ちた後の胡蝶蘭の育て方をご紹介します。
胡蝶蘭の花が終わったらどうする?
胡蝶蘭の花が終わったら、まずは萎れた花を摘みとります。その後、花茎切りという剪定をして、次に植え替えてあげましょう。また、適切に剪定することで、場合によっては1〜2ヶ月後に花が咲く「二度咲き」も楽しむことができます。
胡蝶蘭は花が終わったからといって枯れるわけではなく、株自体は50年以上と長生きなので、処分せずに育ててみましょう。
胡蝶蘭の花が終わったあとの剪定方法
花がら摘み
胡蝶蘭の花は、ひとつの花茎に対して、5〜8つほどの花が連なって咲きます。
胡蝶蘭は咲き終わり、しぼんだ後の花は花首の位置で摘みとってください。古くなった花をそのままにせず、見つけたら早めに取ってあげましょう。
花茎切り
胡蝶蘭の花茎についている花のうち、3分の2が咲き終わったら、花茎を根本からカットしましょう。一般的には下から数えて3~4節目でカットしますが、株に体力を蓄えさせてより長く胡蝶蘭を育てたいなら、茎は根元近くでカットすると良いです。
胡蝶蘭を二度咲きさせるには?
二度咲きの成功率をあげるためには、胡蝶蘭が好む温度湿度・日当たりに置いて育てることが大切です。下記の関連記事や動画を参考にしてみてくださいね。
1〜2ヶ月後、切り口から新しく花芽が伸びていき、二度咲きを楽しむことができます。
胡蝶蘭の花が終わったら植え替えをしよう!
胡蝶蘭の植え替えは4〜6月の間に行うのがベスト。だいたい2~3年に1回くらいの頻度で植え替えをおこなってあげると良いでしょう。
胡蝶蘭の植え替えは、水苔とバークの他、流木に着生させたり、板付にして飾ることもできるので、環境やお好みに合わせて楽しめます。
植え替えの方法も下記の記事を参考にしてみてください。